転職活動の進め方

転職の面接における自己紹介のコツと職歴の伝え方

転職の面接における自己紹介のコツと職歴の伝え方

こんにちは!
転職エージェント・転職アドバイザーの深入エドワード(ふかいり えどわーど)です。

本記事では面接における自己紹介のコツと、職務経歴(職歴)の伝え方について解説します。
転職における面接の全体的な構成やその所要時間について、および入室時のポイントについては「正社員転職における面接の流れ・構成と入室のやり方」を御覧ください。

面接の構成・流れについておさらい

正社員転職における面接の流れ・構成と入室のやり方」でも述べましたが、転職における面接は多くのケースにおいて次のような構成となります。

  1. 入室
  2. 簡単な自己紹介
  3. 現在の仕事内容と職務経歴について質疑応答
  4. 転職する理由について質疑応答
  5. 志望動機と入社後のイメージについて質疑応答
  6. 採用条件の確認
  7. 応募者からのその他の質問(逆質問)
  8. 退室

本記事ではステップ2の「簡単な自己紹介」とステップ3の「現在の仕事内容と職務経歴について質疑応答」について、その内容やポイントについて説明します。

自己紹介で短くエッセンスを伝えきる

面接では「まず簡単な自己紹介をお願いします」と促されるところからスタートすることが多くあります。

この自己紹介の伝え方には重要なポイントがあります。
それは、「自身の伝えたいことを伝えきる」ことです。

やってしまいがちな良くないケースとして、次のような自己紹介があります。

「深入エドワードと申します。本日はよろしくお願い致します。」

これ以上ないほど簡潔な自己紹介ですね。
しかしこれでは人となりが全くわかりません。

では次のような自己紹介ではどうでしょうか。

「深入エドワードと申します。
株式会社〇〇にて、営業職として5年務めています。
入社以来、毎年売上目標を達成しており、特に昨年は目標を140%で達成したことにより全社内表彰にて最優秀賞を頂きました。
営業においては事前リサーチを心がけ、ロジック立てた提案ができるように努めています。
グローバル展開している御社においても、私の提案力と営業力を活かして成果を残せると考えております。
本日はよろしくお願い致します。」

全く印象が異なりますね。
自己紹介だけでなんとなく入社後の活躍イメージが見えてくるような気さえします。

つぎに、受賞や営業実績のことではなく、経歴・職歴に触れたパターンも見てみましょう。

「深入エドワードと申します。××大学を卒業後、株式会社△△を経て株式会社〇〇に入社致しました。
株式会社△△では大手企業担当として務め、株式会社〇〇では新規顧客開拓チームのリーダーを務めています。
また、学生時代に専攻していた行動経済学も、現在の私の根幹となっています。
御社でも、グローバル企業を相手とした営業において私の経歴や経験が活かせると考え、入社を志望しております。
本日はよろしくお願い致します。」

こちらも好印象ですね。
経歴やポジションの話から、「この人は弊社のあのポジションにはまるかもな」といった想像を巡らせることもできそうですね。

つまり、単に名前を伝えるだけではなく、その面接中に伝えたい「あなたの強み」や、面接中により深く伝えたい「ポイント・エッセンス」を自己紹介に盛り込むことが大切なのです。

その後のやり取りの中で職歴や志望動機については改めて述べることとなりますが、
このタイミングでエッセンスを伝えることで、その後の質疑応答においてより深いやり取りができるようになりますし、
なにより最初から好印象を与えることで、以降のやり取りにおいて相手の食いつき方・興味の持ち方が変わってくるのも事実です。

面接は濃い時間となるため、面接を受けている求職者側も、面接を行っている採用者側も疲れてしまいがちです。
面接時間後半になるに従ってやり取りが荒くなってしまったり、後半のやり取りの中で本当に伝えたいポイントを喋ったとしても十分に受け取られないことさえあります。
そのため、早いタイミングで伝えたいポイントを伝えきり、以降のやり取りの中でも何度も触れることで相手の印象に残せるように心がけましょう。

現在の仕事内容と職務経歴の伝え方のコツ

「現在の仕事内容と、これまでの職務経歴について教えてください」という質問は転職における面接で必ず問われるものです。
ポテンシャル採用としての新卒採用試験の面接とは異なり、即戦力としての人員を求める転職面接では「どういった仕事を任せられるのか」「しっかりと成果・実績を上げることができるのか」といった点を判断するためにもこういった質問が行われます。

仕事内容や職務経歴について答える場合の重要なポイントは次の3つです。

  1. ポイントを抑えて要約して伝える
  2. 成果や実績を数字で伝える
  3. 専門用語や略語は使わない

ポイントを抑えて要約して伝える

職務経歴書をきっちりと書いて提出した方がやってしまいがちなミスとして「職務経歴書と同じことを淡々と述べてしまう」というものが挙げられます。

会社名やポジション、参画したプロジェクトについて淡々と喋ったところで、面接官としては
「この職務経歴書を読めば分かることばかりだな」
と思ってしまいますし、何より貴重な面接時間を浪費してしまいます。

そうならないためにも、各職務内容・各経歴の中で何をどう伝えるべきかを事前に整理し、端的に要約して伝えつつ、アピールすべきところに時間と熱量をかけて話をするべきです。

成果や実績を数字で伝える

仕事内容や職務経歴を聞いてくる意図について考えてみましょう。
相手は「この転職希望者は、うちに入社した場合に活躍するのか・仕事を任せることができるか」を判断すべく、この質問をしているのです。

そのため、回答においてはいかに自分が成果を出せる人間なのかをアピールすることが効果的です。

成果を出せることをスマートに伝えるためには、これまでの仕事で実際に出した成果・結果や、実績について数字で伝えることが有効です。
単に
「この仕事は頑張りました。やりきりました。」
と言っても何も伝わりませんが、
「この仕事では目標の120%の成果を出しました。」
「通常の半分の期間しかありませんでしたが、無事納期に間に合わせました。」
という風に第三者の目線からでも凄さが分かる表現を用いることで、面接官としても正しく成果・実績を判断することが可能となります。

専門用語や略語は使わない

専門職の方はもちろん、営業職の方でも要注意なのがこの「専門用語や略語は使わない」というポイントです。

専門職の採用面接であったとしても、面接官が人事担当者である場合などは専門用語への理解が十分でなく、あなたの話の内容が伝わりきらない可能性があります。
また、略語も会社によっては意味が変わってしまう場合もあるため、可能な限り使用は避けましょう。

もちろん、社内用語の使用も避けましょう。意味が伝わりません。

奥が深い「転職における面接」

本記事で解説したとおり、転職活動においては「自己紹介」や「経歴」についてという一見簡単な質問においても、どこまで事前に深く考え、当日どこまでエッセンスを濃縮して伝えることができるかというのが大切になります。

面接については抑えるべきポイントが多岐に渡ります。
本サイト、転職ノウハウ新聞ではいくつかの記事に渡って転職の面接におけるポイントを解説していますので、ぜひ他の記事も御覧ください。
特に本記事をご覧になった方には「転職の面接で「転職する理由を問われたらどう答える?」を読んで頂くことで、自己紹介が終わったあとに聞かれがちな「なぜ転職を考えているのか」という鋭い質問への対応方法を身に着けて頂ければと思います。

それでは実りある転職ライフをお祈りしています!

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