転職活動の進め方

転職面接で志望動機をうまく答える3つのポイント

転職面接で志望動機をうまく答える3つのポイント

こんにちは!
転職エージェント・転職アドバイザーの深入エドワード(ふかいり えどわーど)です。

転職における面接でほぼ確実に質問される項目といえば
「弊社に転職を希望している理由、志望動機を教えてください」
という志望動機を問うものです。

この、志望動機の答え方が転職を成功に導くか、それとも失敗へと導いてしまうかの分水嶺となることもしばしば。
今回の記事では面接のコツとして「志望動機にどう答えるか」を解説致します。

面接全体の進め方や基礎知識については「正社員転職における面接の流れ・構成と入室のやり方」を御覧ください。

転職の面接で志望動機は何故聞かれるのか

そもそも、転職の面接において何故毎回と言っていいほど転職理由・志望動機を聞かれるのでしょうか。

それは、志望動機にによってその人が自社にマッチし、入社後に活躍する人材かを判断するためです。
そのために面接官は次の2つの観点から志望動機をチェックしています。

  1. スキルやビジョンが自社の事業・社風にマッチするか
  2. 志望度が高く、入社後もモチベーションが維持できるか

それぞれ解説します。

スキルやビジョンが自社の事業・社風にマッチするか

会社が中途入社者に期待していることは、入社後に活躍する即戦力であることがほとんどです。
そのため面接担当者は、求職者が自社で活躍する人材として十分なスキルを持ち合わせているかを志望動機から読み取ろうとしています。

また、スキル以外にも、考え方・働き方が自社の社風(会社の雰囲気や社員の考え方・行動規範などの風土)とマッチするかといった観点や、会社のビジョン・経営理念にどれだけ共感してくれているかを確認することで、入社後にすぐ辞めること無く、長期間活躍してくれる人材かどうかを判断しようとしています。

志望度が高く、入社後もモチベーションが維持できるか

転職者が複数の企業を同時に受けている(選考を進めている)ことは面接官も理解した上で面接に臨んでいます。
そのため、面接官としてはその候補企業群の中で自社がどの程度の位置につけており、求職者からするとどの程度のモチベーションを持っているのかを知ろうとします。

口では「第一志望です」と答えても、その語り口や質疑の中で垣間見える本心から志望度が低く、モチベーションがそこまで高くないと判断されると、「入社しても早期退職してしまうのではないか」「そもそも内定を出しても内定辞退されるのではないか」と判断されてしまうこともあります。

以上2つの観点を持って面接官が志望動機を聞いているということを念頭に置き、面接に望むことが大切です。
逆に、本心からの志望動機を答えたうえで反応が芳しくなかった場合は、面接官からするとミスマッチであると判断されたということで、無理に内定を獲得しても入社後に困ってしまう可能性が高いとも言えるでしょう。
企業と自身のマッチング率を測るという意味でも、きちんと志望動機を語り、コミュニケーションを取っていくということは非常に大切なポイントとなります。

面接の場で志望動機を伝える上で重要な3つのポイント

それでは、どのように志望動機を答えれば良いのでしょうか。

わかりやすいNG例としては以下のような回答が挙げられます。

「御社が求人を出していたので応募しました。条件も良かったのでぜひ入社したいと考えています。」

これでは「内定を出そう」という気持ちが起きそうにもありませんね。
(むしろここまで動機が薄いと興味を持たれることもあるかもしれませんが…)

何が駄目かと言うと、大きく次の3点が挙げられます。

  1. どの企業でもいいのではないかと思われる
  2. 採用後に活躍するイメージが湧かない
  3. どのような考え方をする人間なのか分からない

本記事前半で述べた、「人事・面接官が知りたいポイント」をすべて漏らしてしまっているといっても過言ではないでしょう。
逆説的に、良い志望動機とは次のように重要なポイントを抑えたものとなります。

  1. なぜその企業を志望しているのか明確な回答
  2. 採用・入社後に活躍する具体的なイメージが湧く
  3. 考え方やビジョンが伝わってくる

それぞれ解説します。

なぜその企業を志望しているのか明確な回答

面接担当者は「志望度が高く、入社後もモチベーションが維持できるか」という点を知りたく思っているので、「何故同業他社ではなく、この会社なのか」を明確に答えることは非常に重要なポイントとなります。

例えば、普段の生活の中でのその会社やその製品との関わりについて述べたり、これまでのキャリアパスや出来事の中での接点を語るなどは非常に効果的です。

ここで大切なのが、会社のサイトや四季報を読むだけでわかるような表層的な情報をもとに話すのではなく、自身の体験や考え方をベースとしてその企業・事業の魅力について語るという点です。
ウェブサイトや広報物・出版物に書かれたことであれば誰でも言えますが、自身の体験に立脚したエピソードなどであれば他の面接者・転職希望者と被ることもなく、ユニークネスを発揮することができます。

更には自身の体験を自身の言葉で語るわけですから、質問をされたりしても問題なく回答することもできるでしょうし、回答を丸暗記しなくとも自然と口をついて志望動機を語ることができるでしょう。

採用・入社後に活躍する具体的なイメージが湧く

採用をするからには入社後の活躍を期待される、という基本的な考え方に立ち返ると、志望動機から「この人を採用すると活躍してくれそうだ」と思わせることは非常に重要なコツです。

そう思われるためには、志望動機の中で

  • 自分には何ができるのか
  • そのスキルをどのように活かせると考えているのか

を交えて語ることが非常に効果的です。

例えば、

「私は現在の職場で関東No.1の営業実績を記録しています。なかでも大手クライアントからの受注率は過去最高の実績ということで表彰を受けたこともあります。御社の新製品には大手顧客を中心に市場シェアを席巻できるだけのポテンシャルがあると強く感じており、その先鋒として活躍できればと思い、御社を志望しております。」

といった志望動機であれば、「営業力に自信がある」というスキルセットから、「自社が現在課題を抱えている大手企業の開拓において活躍しそうだ」「かつその点について本人がやりたいと言っている」という点を読み取ることができ、非常に好感を得ることでしょう。

もちろん、ここまで強烈な実績がない場合でも問題はありません。
なるべく第三者が客観的に判断できるように自身のスキルを説明し、それがどのように活かせると考えているのかを語るというポイントさえ外さなければ良いのです。

面接での受け答えから考え方やビジョンが伝わってくる

入社後に長期間活躍する人材とは、会社の求めるスキルを満たしているだけでなく、社風とマッチしており、ビジョンに共感しているということが非常に重要な要素となります。
そのため、普段どのような事を考えている人なのかという点や、転職を考えるにあたってどのような筋道・論理で検討をしているのかということが伝わる志望動機は非常に好印象を持たれることでしょう。

単純に「御社のビジョンに惹かれています」というのは誰でも言えることで、あまり価値のないアピールとなってしまいますが、
「私はこれまでこういう活動を通して、このように考えてきました。そのなかで御社のビジョンについてこのように感じ入るところがあり、ぜひ入社したいと考えています」
といったように、具体的なエピソードや体験を踏まえて伝えることができれば非常に良い回答となるでしょう。

面接で語る志望動機は自身のアピールポイントを含めて語ることが効果的

以上、3つのポイントを外さずにしっかりと抑えて志望動機を語ることで、ただの「入社したいと考えている理由」に留まる回答ではなく、「こういったスキルを持っており、それを活かして入社後にこのような活躍がしたいと考えている」という中身のある志望動機にすることができます。

面接を受けるにあたり胸に留めて頂きたいのは、志望動機を答えるということは単なる質問への回答を意味するのではなく、自己をアピールするための重要なタイミングであるということです。
これまでの実績や考え方、今後実現したいことなどを踏まえて、面接官があなたのことをしっかりと理解し、きちんとマッチングを測るための回答となるように内容の検討を行いましょう。

それでは充実した転職ライフを!

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