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意外と使える!ハローワークを活用した転職活動について

意外と使える!ハローワークを活用した転職活動について

こんにちは!
転職エージェント・転職アドバイザーの深入エドワード(ふかいり えどわーど)です。

転職活動を検討したことがある人も、あるいは検討したことがない人でさえも
「ハローワーク」
という名前については聞いたことがあるのではないでしょうか。

「職業安定所(職安)」とも呼ばれるハローワークについて、
本記事ではその存在意義や転職活動での活用方法を解説致します。

ハローワークとはそもそも何?

ハローワークは正式には「公共職業安定所」と呼ばれる施設です。
厚生労働省が運営・運用しており、国の公的組織として求人情報の収集や求職者(転職希望者)への求人紹介・マッチング支援を行っています。

ハローワークでは求人情報の紹介以外にも、

  • 専門スタッフによる転職相談・支援
  • 失業保険などの各種手続き

も行っています。
そのため、転職活動が本格化していなくても、キャリア相談や事務手続きに関する質問を行うためにハローワークへ足を運ぶ方もいます。

また、ハローワークの重要な特徴として、「利用が無料」であることがあげられます。
求職者の利用が無料なのはもちろん、求人を出す側の企業の利用も無料なので、

  • 求人サイトを利用する際の掲載料金を抑えたい企業
  • 転職エージェントへのマッチングフィー(成功報酬)を抑えたい企業

といった属性の企業群からも多くの求人が出されており、求人サイトでの検索や転職エージェントからの紹介では出会えないような企業の求人を見つけることができるのもハローワークの魅力です。

ハローワークにはどんな求人があるの?

さて、ハローワークにはどのような求人が集まっているのでしょうか。

そもそも前提として、ハローワークには非常に膨大な量の求人が存在しています。
前述したとおり、求人を出す側も無料で利用できることができる行政サービスですので、既に求人サイトに求人情報を掲載している企業や、転職エージェントに依頼をして優秀な人材をヘッドハンティングしている企業も、同時にハローワークにも求人情報を登録しているということが往々にしてあるためです。

そういった状況の中で、特に大手求人サイトや転職エージェントが紹介してくれる求人情報との違いを中心に、ハローワークの求人情報の特徴を挙げるとすると、次の3つとなります。

  1. 中小・零細企業の求人が多い
  2. 地方企業の求人が多い
  3. 募集期間が短い特殊・レアな求人が多い

それぞれの特徴について補足説明を致します。

ハローワークには中小・零細企業の求人が多い

ハローワークの強力な強みである「無料で利用ができる」という点によって現れる特徴の一つが「中小・零細企業の求人が多い」というものです。

他の記事でも紹介している通り、求人サイトへの求人原稿の掲載や、転職エージェントを利用してのマッチングでは少なくない額の採用コスト・費用が発生してしまいます。
参考: 正社員転職を成功させるならエージェントの活用が肝!

そういった費用は数人といった小規模で事業を行っている会社にとってはなかなか負担するのが厳しいですよね。
そのため、わかりやすいところでは「縁故採用」や「チラシなどを使ったポスティング」で人材募集を行っているような企業には利用が難しいというのが実態です。

一方で、そのような企業であってもハローワークは無料で利用することができるため、積極的に求人情報を登録し、大手企業と肩を並べる形で人材募集を行っているのです。

中小・零細企業というといい印象をお持ちではない方もいるかもしれませんが、
国内における企業の存在比率でいうと中小・零細企業は99.7%を占めており、圧倒的な率・数となっています。
参考: 中小企業庁 2017年版中小企業白書 概要版

中には財務状況もビジネス内容も盤石な企業も多く、雇用条件も大企業と比肩する内容といった求人も多数ございます。
そういった企業の求人にであるのはハローワーク活用のメリットの一つです。

ハローワークには地方企業の求人が多い

「中小・零細企業の求人が多い」と類似の理由になるのですが、
コストを掛けずに採用活動・求人の掲載が行えるハローワークには地方の企業からの求人情報が多く集まっています。

地方企業の求人が多いということは、地方出身・地方在住の方にとっては地元企業の求人を見つけやすいということです。

また、ハローワークの設立意義について、職業安定法において

第二節 職業紹介

(職業紹介の地域)
第十七条 公共職業安定所は、求職者に対し、できる限り、就職の際にその住所又は居所の変更を必要としない職業を紹介するよう努めなければならない。

厚生労働省 – 職業安定法( 昭和22年11月30日法律第141号)

と定義されており、このことからもハローワークは積極的に地元企業の紹介を行うようになっています。

これらのことから、首都圏の求人が多数を占める求人サイトとは一線を画した転職活動を行うことが可能です。

ハローワークには募集期間が短い特殊・レアな求人が多い

企業が採用活動において求人サイトを利用する場合、そもそも短期間での掲載ができなかったり、費用対効果上掲載を見送ったりというケースが多く発生します。

企業からすると、「今月人を採用できるなら欲しいけど、採用活動が長引くようなら中途採用は諦めてアルバイトなどでしのごう」といった判断が行われることもあり、
そういった場合だと求人情報の掲示先・公開先としてハローワークが有力な選択肢となります。

季節的な需要拡大や、企業のビジネス状況・経済状況に左右された特殊求人・レア求人の中にはかなり好条件なものや、普段は中途採用を行っていない珍しい企業からの募集が含まれていることがあるため、ハローワーク経由でこういった求人と出会えることは需要なポイントとなるでしょう。

20代など若手の転職でもハローワークは使える?

以上の特徴を踏まえて、本サイトの中心読者層である若手層の転職活動でハローワークの活用が有効かどうかを考えてみましょう。
結論から申し上げると、「ハローワークの活用は非常に有効」です。

若手の転職活動でハローワークを活用するメリットは次の3点です。

  1. 圧倒的な量の求人から候補企業を探すことができる
  2. 対面で職員に相談することができる
  3. 転職がうまくいかなくてもスムーズに支援を受けることができる

それぞれ解説致します。

圧倒的な量の求人から転職先候補企業を探すことができる

ハローワークには求人サイトにも掲載されていないような求人を含め、非常に多くの求人が登録されています。
キャリアパスが固まりきっていない若手の転職活動の場合は、多くの業界や職種に目を向けることも効果的な一面があるため、ハローワークで多くの求人を確認し、自身のキャリアパスを固めるためのステップとすることも良いと思います。

また、求人サイトで見つけた求人情報や、転職エージェントから紹介された企業についても、ハローワークで調べてみると別の職種やポジションについての求人が登録されていることもあるため、「候補企業の中から更に応募ポジションを広げることができる」というのもハローワークを活用するメリットです。

対面で職員に転職相談することができる

ハローワークには多くの職員が務めており、中には転職活動について非常に詳しく、かつ非常に親身になって相談してくれる方もいらっしゃいます。
そういった方に、現状の考え方やキャリアパスで悩んでいるポイントなどについて面談してもらい、第三者の目線からアドバイスをしてもらうことは転職活動を成功に導くにあたり非常に効果的です。

また、履歴書やエントリーシートの確認・添削もお願いできるため、求人サイト経由で応募しているものの、なかなか面接に進むことができないといった方は相談してみることをおすすめします。
同様に、面接の模擬練習にも付き合ってもらうことができるため、面接を苦手としている方にとっても心強い味方となってくれるでしょう。

中にはあまり積極的ではない職員の方や、自身と相性の悪い相談員の方もいるかと思いますが、そういった場合は担当者を変えてもらうこともできますので、ぜひ積極的に相談してみましょう。

転職がうまくいかなくてもスムーズに支援を受けることができる

ハローワークはその役割として求人紹介以外に失業保険の手続きなど行政的な支援を行うための窓口ともなっています。

仮に転職活動が長引いてしまったり、急な退職によって望んでいない転職活動を強いられてしまっている場合などには、受給できる手当や支援について案内をしてもらえるのがハローワークの強みの一つです。
ハローワークに足を運ぶ際に離職票などの書類を持ち込めば、退職した企業についての情報も照会してもらえるため、より適切な支援・手当を受けることもできるでしょう。

ハローワークの特徴を踏まえて転職活動に有効活用を

ここまで述べたように、ハローワークには求人サイトやエージェントとはまた違ったメリット・特徴があります。
これらを理解しておくことで、より効果的・適切な活用ができることでしょう。

また、ハローワークはオンラインで求人を検索することができるシステムも提供しています。
まずはここから求人情報を検索してみることで、どういった求人があるのかといって感覚を掴むことも第一歩として有効でしょう。

ハローワークインターネットサービス

なお、ハローワークだけではなかなか転職活動が前に進まないという方や、もう少し専門的な方からの転職に関するアドバイス・フィードバックが欲しいという方は、これまた無料で利用できる転職エージェントサービスのご利用もご検討ください。

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