転職活動の進め方

転職を成功させる履歴書・職務経歴書・エントリーシートの書き方

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転職を成功させる履歴書・職務経歴書・エントリーシートの書き方

こんにちは!
転職エージェント・転職アドバイザーの深入エドワード(ふかいり えどわーど)です。

今回は、転職活動の最初のハードルとも言える「履歴書・職務経歴書」「エントリーシート」についてです。

正社員転職のやり方・進め方・スケジュールについて 6つのステップで解説!の記事でも紹介したとおり、転職活動では履歴書や職務経歴書、さらに企業によってはエントリーシートなどを作成する必要があります。

「書類なんて形式的なものをサクッと用意してしまおう」と侮るなかれ。
応募者の多くは書類選考の段階で落とされてしまい、面接で自己PRを行うチャンスすら獲得できないのです。
転職活動を進めるにあたって必須となる履歴書・職歴書・エントリーシートの書き方やコツ、企業の担当者が見ているポイントについてしっかり学び、転職希望企業への内定を勝ち取りましょう。

目次

そもそも「履歴書」「職務経歴書(職歴書)」「エントリーシート」の違いは?

転職活動を始め、「さてこの企業に応募しよう」となった際に、
提出書類一覧を見て「はて?」と疑問符を浮かべてしまうのは転職初心者あるあるのひとつです。

多くの企業では応募に際しての提出書類として

  • 履歴書
  • 職務経歴書
  • エントリーシート

を求めてきます。

これらの書類の違いを正しく理解できなければ、趣旨と異なる書類を提出してしまったり、1つの書類を提出しただけで3つすべての代わりになると思い込んでしまったりなど、転職活動に躓いてしまう要因となってしまいます。

一般的に、転職活動における「履歴書」「職務経歴書」「エントリーシート」とはそれぞれ次のような書類のことを指します。

履歴書

履歴書は応募者の基本的なプロフィールを記載する書類です。

履歴書には氏名や居住地、連絡先などの基礎的な情報を記載します。
多くの場合、入社後にも履歴書は保管されており、従業員・社員の管理や有事の際の連絡先が記載されている書類として活用されるため、誤りが無いように気をつけましょう。

また、学歴や職歴についても簡潔に列記し、現在に至るまでの経歴をざっと確認できるようにします。
後述する職務経歴書と被っているように感じる項目ではありますが、この書類での目的はあくまでも「履歴」がわかることですので、どの期間にどこに所属していたのか、が分かるような記載方法で問題ありません。

その他、資格や特技、志望動機などを記載するのがオーソドックスな形となります。
志望動機については選考結果にも大きく影響しますので、本記事後半で解説致します。

転職大手サイトのマイナビ転職によると、履歴書で見られるポイントは次の通りとのことです。

  • 通勤可能な居住地か
  • 学歴や職務経歴が評価でき応募先と関係性があるか
  • 応募企業への思いが強いか
  • 転職回数から組織適応力に問題がないか
  • 希望給与などに隔たりがないか
  • 丁寧な字で書いているか

引用:マイナビ転職 – 転職ノウハウ 職務経歴書の書き方マニュアル完全版

なお、多くの企業では履歴書のフォーマットを指定していないため、インターネットで履歴書のフォーマットを探してダウンロードして利用したり、市販されている履歴書を購入してご利用ください。
リクナビNEXTからも履歴書のフォーマットがダウンロードできるようです。

リクナビNEXT – かんたん履歴書作成!書き方見本&ダウンロード

職務経歴書

職務経歴書は履歴書よりも詳しく、これまでの仕事におけるポジションや仕事内容について記載し、あなたの職能・スキルを伝えることで転職希望先でも活躍が期待できるということをPRするための書類です。
履歴書が単に「履歴」を伝えるための書類だったのに対し、職務経歴書ではどのような仕事に取り組んだか、どういった成果を残すことができたかというところまで踏み込んで記載を行う必要があります。

採用担当者はあなたの提出した職務経歴書を確認することで、採用予定のポジションにマッチする人材かを検討したり、仕事で成果を残すことができる職能・スキルや最低限の資格を持っているかを判断します。
しっかりとPRできるように記載内容を研ぎ澄ませましょう。

転職大手サイトのマイナビ転職によると、職務経歴書で見られるポイントは次の通りとのことです。

  • 求める実務能力を満たしているか
  • 仕事に意欲を持っているか
  • プレゼン能力があるか
  • 発揮できる強みを自覚しているか
  • 転職目的が納得できるか
  • 記載内容に信憑性があるか

引用:マイナビ転職 – 転職ノウハウ 職務経歴書の書き方マニュアル完全版

職務経歴書も、履歴書同様に自分でフォーマットや用紙を用意する必要があります。
こちらもリクナビNEXTなどの大手求人サイトからサンプルやフォーマットをダウンロードすることが可能です。

リクナビNEXT – 使える!職務経歴書フォーマット【書き方見本集】

エントリーシート

エントリーシートは前述の履歴書と職務経歴書とは異なり、応募企業が用意した設問に対して回答を記載する書類となります。

企業によってはエントリーシートの項目が履歴書と被っていることもありますが、単純にコピーアンドペーストで同じ内容を記載するのではなく、より多くのことをPRできるようにできると前向きの捉えて異なる点をPRしたり、よりアピールしたいことについて追加の記載を行うようにしましょう。

エントリーシートでは、基本的に質問に対して回答をする、というスタイルで各項目に記載を行っていくこととなります。
記載を行う際には「質問に対してちゃんとした回答になっているか」「見当違いの回答をしていないか」「質問を誤読していないか」などを確認しながら書き進めていきましょう。

転職を成功させるために、履歴書・職務経歴書・エントリーシートをどのように書くべきか

それでは各書類を記載するにあたり、書類審査を突破し内定獲得に繋げるためにはどのような点を意識するべきかについて解説します。

相手が読みやすいように書く

いくら良い内容を書いていても、素晴らしい職歴や実績・職能・スキルを持っていたとしても、読み手となる採用担当者が読み取れなければ意味がありません。

手書きの書類で提出を行う場合は、丁寧な字を心がけたり、文字のサイズや文字の間隔、字の太さや濃さにも最新の注意を払いましょう。
パソコンで記載を行い場合にも、小さすぎるフォントを用いたり、特殊なフォントを使ってしまうと可読性が下がってしまいますので要注意です。

また、「読みやすい」というのは字面の話だけではありません。
よくありがちなミスが「専門用語を多用してしまう」ことです。

たとえ同業他社への転職だったとしても、必ずしも採用担当者が現場での実務や業界に精通しているわけではありません。
専門的な用語や横文字、略語などを多用して書類を作成してしまうと、読み手によっては内容を十分に理解できなかったり、誤読してしまう可能性があります。
平易な表現を心がけ、誰が読んでも「あなたが何をできる人なのか」「どういった活躍が見込めるのか」が伝わるようにしましょう。

相手に伝わるように、というのはプレゼンテーションの基礎でもありますので、
読みやすく理解しやすい書類を作成することは、書類作成能力だけでなくプレゼンテーション能力をアピールするという意味でも非常に重要です。

事実を列記するだけでなく、より深い内容を伝える

特に職務経歴書についてですが、単純に
「2018年3月 新規事業開発プロジェクトにリーダーとして参画」
といったように事実を記載するのではなく、そのプロジェクトや仕事がどういった意義のあるもので、その仕事にどのようなスタンスで取り組み、成果を残したのかというところまで踏み込んで記載を行うことが重要なポイントとなります。

面接の場であれば、「具体的にこのプロジェクトではどのような働きをしたのですか?」と聞いてもらうチャンスもありますが、理想は書類だけでもあなたの活躍や能力が相手に伝わる状態です。
本記事の前段でも述べましたが、転職活動においては多くの転職希望者が書類選考で落とされてしまうという事実を念頭に、書類だけで十分なアピールとなるような記載を心がけましょう。

また、「成果を書く」とお伝えすると、
「売上には繋がらなかったしなぁ…」「途中でプロジェクトが頓挫してしまって…」
といった反応をされることも多々あります。
そういった、成果がアピールしづらい職歴については、その仕事を通してどのような学びを得て、どのように成長したかをアピールすると良いでしょう。
どのような仕事にも学びがあり、その経験がその後の仕事や人生に効いているはずです。
場合によっては、大きな失敗をした経験が転職先の企業においては喉から手が出るほどのノウハウとなる可能性さえあるでしょう。
視点を変えながら、それぞれの職歴についてあなたのPRとなるような取っ掛かりを探りながら記載を行っていきましょう。

志望動機は自分の言葉で書く

志望動機を問われた際に、綺麗事に終始した内容や当たり障りのない内容にまとめてしまう方がいらっしゃいます。

しかしながら、その志望動機は本当にあなたの言葉になっているでしょうか。本心からそう思っているでしょうか。

綺麗事を言ってはならない、というわけではありません。

面接対策本やノウハウ集を鵜呑みにしたり、企業のウェブサイトで記載されている文言をまるっと引用して志望動機を「作り上げて」しまった場合、
「正しいことを言っているし、いいことを言っている気もするが、熱意が伝わらない」
「どこまで本心かわからない」
という感想を抱かれたり、ともすれば
「別の応募者とほぼ同じことを言っているな」
といったことになってしまうことさえあります。

あなたがこれまでどのような仕事をし、人生を歩み、そのなかでどのようなことを思い考えてきたか。
その流れのなかで、将来を見据えたときに何故その企業で働きたいと思ったのか。
そういったことをきちんと深く考え、自らの言葉でしっかりと説明できるようにするべきです。

そこまで考えた上で、

  • なぜこの企業で働きたいのか
  • なぜこの職種として働きたいのか
  • 自身のどういった点が活かせると考えているのか

といった点を漏らさずに記入を行いましょう。
そうすることで、採用担当者は

  • 提出された書類に記載された職歴と、今の志望内容の整合性や繋がり
  • なぜ他社ではなく自社を志望しているのか
  • どういった仕事内容を想定しており、なぜそこで活躍できると考えているのか

といった項目についてしっかりと確認・検討ができるようになります。

「他の応募者と比較されている」という点を忘れない

転職希望者はあなただけではありません。
多くの場合、複数の応募者を比較しながら採用活動は行われています。

職務経歴書や、履歴書の志望動機はもちろん、すべての書類のすべての項目でしっかりとアピールを行い、
「他の応募者よりも私を採用したほうがメリットが大きいのだ!」
と伝わるように全力を出しましょう。

そのためには成果を数字でしっかりとPRしたり、職能・スキルや資格についてその特殊性や専門性をアピールするなどすることが大切です。

特に数字でのアピールについては横並びでの比較がされやすい項目となるため、実数値での表現(例えば営業で成約した件数や売上額)や比較表現(昨年比○%など)などいくつかの表現方法を比較検討し、凄さが伝わる表現を用いるようにしましょう。

社会人としての基本的なマナーも大切に

良い書類を用意できたとしても、些細な点でのミスが「社会人としての基礎スキルが欠けている」としてマイナス評価を受けてしまってはもったいないですよね。

そうなってしまわないように、

  • 記載項目に抜け・漏れがないかを確認する
  • 誤字脱字がないか確認する
  • 提出期限までに到着するようにゆとりをもって送付する
  • 送り状や署名など、送付方法によって必要な作法を守る

といった点にも十分な注意を払いましょう。

転職において重要な書類をきちんと用意しましょう

転職活動では不慣れなことも多く、特に履歴書や職務経歴書、エントリーシートといった書類関係は提出期限ぎりぎりになって慌てて用意することもしばしばです。
しかしながら本記事で述べた通り、転職活動において各種書類はとても重要なものとなります。

「提出さえできればいい」「間に合ったからいいか」
といった考えではなく、
「いかに自己PRをするか」「内定を獲得するためには何を書くべきか」
という点にまで意識を払い、きちんと書類を用意するようにしましょう。

履歴書・職務経歴書・エントリーシートに関して、あるいはこの記事での解説について、
不明点や質問などありましたらお気軽にコメントをいただければと思います。

それでは実りある転職ライフをお祈りしています!

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