キャリアップのコツ

正社員になるなら在職・在籍中と退職後のどちらで転職活動すべき?

転職活動は在籍中と退職後どちらで行うべきか

こんにちは!
転職エージェント・転職アドバイザーの深入エドワード(ふかいり えどわーど)です。

転職活動に取り組もう、と考える方で悩みがちなポイント。
それが「在職中・在籍中」と「退職後」のどちらのタイミングで転職活動を行うべきか、という問題です。

特に初めての転職活動の方には、転職活動のコツはつかめていませんし、基本的な転職の方法・やり方も探り探りで進めていくことになるのがほとんどのケースですので、
「まずは退職すべきなのかな?」
「そもそも働きながら転職活動ってできるものなの?」
と悩むのも当然。

今回の記事ではこの「転職活動はどのタイミングで行うべきなのか」という問題について、
特に「正社員として転職するには」「キャリアアップに繋げるためには」という観点もプラスして解説致します。

結論は「在職・在籍しながら」転職活動をすべし

元リクルートとしての経験や、転職エージェントとして活動してきた経歴を踏まえて「退職する前に転職活動を行うべき」というのが私の持論です。
理由は大きく3つ。

  1. 市場価値を踏まえて柔軟に戦略変更・方針変更ができる
  2. 金銭的・社会的立場的プレッシャーがかからない
  3. 条件交渉で強気に出ることができる

一つずつ解説します。

市場価値を踏まえて柔軟に戦略変更・方針変更ができる

転職活動において恐ろしいパターンとして

  1. 転職先が決まらず、転職活動期間が長期化する
  2. 待遇の交渉(ポジションや給与など)がうまくいかない

というものがあります。

退職後の転職活動でこれらのパターンになってしまった場合、待遇が悪化する(給与が下がったり、肩書やポジションがグレードダウンしたりなど)ような条件を飲まざるを得ない状態になってしまったり、最悪無職期間が長引いてしまったりします。

これらの状態を避けるためにも、「最悪でも今いる職場に留まることができる」という状態、つまり「転職活動をやめる(一旦停止する)」という選択肢が取れる状態であることが望ましいのです。

また、別のパターンとして、転職活動を進めていくうちに想定外の業界や職種、あるいは勤務エリア(地方や海外など)に興味が沸くこともあるかもしれません。
そういったときに、改めてリサーチを行ったり、自身のキャリアパスを検討し直したりしつつ、落ち着いて転職活動を進めるためには安定した「在職中・在籍中」というステータスは非常に強力な価値を発揮します。

もしくは転職活動を通して今の職場でやるべきことや、自身にとって不足している点に気づくこともあるでしょう。

金銭的・社会的立場的プレッシャーがかからない

転職活動には意外とコストがかかるものです。
リサーチにかかる書籍代や書類を送るための切手・印紙代、面接に向かうための交通費など。更にはスーツや靴、カバンの新調が必要なケースもあるかもしれません。
また、内定を獲得したとしても、入社して働き始め、はじめての給料が振り込まれるまでには一定の期間がかかります。

退職をしてしまい、安定的な収入が途絶えてしまった場合、これらのコストが生活面でも心理面でもかなりのプレッシャーとなってのしかかってくるのです。

加えて、「転職活動中で、現在無職である」という状態は社会的にも信用度が失われてしまっている状況であり、例えば不動産の契約やクレジットカードの新規発行はできませんし、社会生活を送る上で不利益を被る場面が多々あります。
人によっては、周囲の知人や家族からの目が気になるということもあるでしょう。

これらのプレッシャーを跳ね除けつつ、冷静に転職活動を進めていくのは至難の業です。

条件交渉で強気に出ることができる

「無職である」という状態で転職活動を行っている場合、どうしても採用する側が立場上強く見えてしまいます。
面接官によっては「うちが不採用にしたら収入面で困るでしょ?」と言わんばかりの強気な交渉をしてくることも…。

実際に耳にしたケースとして、
「試用期間も長く設定され、給与も前職と比べてかなり低い金額からのスタートを提示されたが、貯金も底をつきかけていたので藁をもすがる思いで内定承諾した」
という転職経験者の声もあります。

一方で在籍している場合、現在のポジションや年収、待遇を面接官に提示しつつ、「今以上の待遇を望んでいる。待遇が悪化するようなら無理には転職しない」と言った強気の交渉が可能になります。

特に「正社員として転職する」「正社員に転職する」場合は強気の交渉ができる状況を作り出さなければ、採用サイドの言うがままに流されてしまううちに「契約社員」や「非常に長い期間の試用期間からのスタート」といった待遇での条件提示で妥協せざるを得ないシチュエーションになってしまうことも。

在職・在籍中に転職活動を行うデメリット

もちろん、在職・在籍中に転職活動を行うデメリットもあります。
中でも一番のデメリットは時間の調整が行いづらく、忙しい仕事の合間を縫って走り回りながらの転職活動になってしまうことが挙げられます。

企業によっては日中の早い時間にしか採用面接を実施してくれないということもあるでしょう。
そのため、「今の会社の仕事があるから面接に行けない…」となってしまう転職者の方にお会いすることもあります。

しかし、一度退職を決意し、転職活動を始めたのであれば転職活動の優先度を高めて活動に取り組むべきです。
有給を活用したり、状況によっては営業の合間や仕事の隙間時間に面接会場に駆けつけるなどし、限られた時間の中で効率的・積極的に転職活動に取り組むことが、内定獲得・キャリアアップに繋がるでしょう。

以上を踏まえて、在職・在籍中に賢く立ち回って転職活動を進めるべき

キャリアアップとしての正社員転職や、待遇アップを目指すのであれば、安定した状況に片足を起きつつ、冷静かつ情熱的に転職活動を進めていくことがキャリアアップに繋がる王道なのだと私は考えています。

「忙しい」
「疲れた」
などと理由をつけ、楽な方へ流れるのは誰にでもできることです。

賢く、戦略的に転職活動に取り組むことで、普段の仕事をしながらでも実のある転職活動は行うことができます。
事実、私は働きながら正社員としてのキャリアアップ転職を成功させたり、高待遇での内定を獲得した経験者を多く見てきました。
あなたにできないことは、決してありません。

不明点や気になる点などあればコメントやメッセージ、メールなどを頂けるとアドバイスさせて頂けることも多いかと思います。

ぜひ本記事を参考に、あなたの未来に繋がる転職活動を行ってください!

コメントを残す

*